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不正ログイン被害、10回の試行で3件がログイン許す - セシール

セシールは、同社通信販売サイト「セシールオンラインショップ」に対し、第三者が正規利用者になりすました不正アクセスを行い、一部利用者がログインを許したことを明らかにした。

同社によれば、5月14日に国内のIPアドレスを発信元として、第三者が正規利用者のIDとパスワードを用いた不正アクセスを行なったという。

10回行われたログインの試行に対して3件のアカウントがログインを許し、2人に関する氏名、住所、生年月日、性別、メールアドレス、保有ポイント、会員ランク、クレジットカード番号の一部などを第三者に閲覧された可能性がある。

同社では、発信元となったIPアドレスからのアクセスを遮断。今回の不正アクセスに悪用されたIDとパスワードについて同社以外で取得したものとの見方を示し、同社経由の情報流出を否定。被害に遭ったIDについてはログインを制限し、顧客に経緯を説明している。

(Security NEXT - 2023/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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