Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

区立保育園で園児の個人情報を誤配信 - 港区

東京都港区は、区立保育園において園児1人の保護者に保育中の様子などを配信する際、誤って3歳児クラスの保護者全員に配信するミスがあったことを公表した。

同区によれば、4月28日に保育支援システムの配信機能を用いて、3歳児クラスの園児の保護者1人に、園児の保育中の様子や保育園での過ごし方に関する依頼事項を配信する際、誤って3歳児クラスの保護者全員に対して配信してしまったという。

受信した保護者から異なる園児の通知があったとの指摘があり問題が判明した。通常2人で配信の確認を行なっていたが、1人で行い、配信先の確認を見落としてしまったという。5月1日に保育園がシステムを操作して通知一覧より削除した。

(Security NEXT - 2023/05/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開