Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

データセンターのサーバより情報流出の可能性 - 東邦化学工業

化学メーカーの東邦化学工業は、データセンターのサーバより情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、2月26日にデータセンターのサーバがサイバー攻撃を受けたもの。基幹システムや関連システムにも被害が拡大し、同社では同月28日に事態を公表するとともに、外部協力のもと、調査を進めていた。

その後の調査で、同社が保有する一部データを窃取された痕跡を確認。対象となる情報の精査を進めているが、4月26日の段階で流出した可能性がある個人情報について明らかにした。

具体的には、取引先関係者に関する氏名、事業者名、会社の住所、電話番号、メールアドレスのほか、採用試験応募者に関する氏名、住所、電話番号、メールアドレス、学校名、学部学科名、株主や元株主の氏名、住所、所有株数など含まれる。元従業員に関しては氏名、住所、家族情報、給与振込口座番号、社会保険番号、マイナンバーなどの人事情報なども対象。

また個人情報以外にも業務に関する情報が流出した可能性があり、同社では引き続き被害状況について調査を進めている。原因としてはサーバの脆弱性が狙われたものと見られ、セキュリティ対策の強化など再発防止に取り組んでいる。

バックアップデータや従業員が利用するパソコンに被害はなかった。一時影響が出た基幹システムや社内ネットワークについても順次復旧しているという。インターネット回線を遮断しているが、生産や取引などの主要業務に影響はないとしている。

(Security NEXT - 2023/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

IBMの「AIX」「PowerVM VIOS」に多数脆弱性 - 修正版を提供
先週注目された記事(2026年8月16日〜2026年8月22日)
米当局、「Zimbra」脆弱性の悪用を警告 - 2026年5件目のKEV登録
調査票発送時の宛名に本来不要な国籍を記載 - 杉並区
企業サイト侵害か、問い合わせ情報流出の可能性 - セントラルコンサルタント
クラフトビール通販サイトで個人情報流出の可能性
委託先の患者支援システムで個人情報流出 - 旭化成セラピューティクス
アクセス制限に不備、個人情報流出の可能性 - エリッツHD子会社
広報紙配布の宛名シール、別人宛名に重ね貼り - 大阪市
「PostgreSQL」が脆弱性28件や多数バグを修正