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SBOM導入の手引書、パブコメを実施 - 経産省

経済産業省は、「ソフトウェア管理に向けたSBOMの導入に関する手引」のパブリックコメント案を取りまとめ、意見募集を開始した。

ソフトウェアサプライチェーン攻撃のリスクが上昇し、企業経営にも影響を及ぼす状況にあり、ソフトウェアの依存関係を管理する「ソフトウェア部品表(SBOM)」の活用に関心が高まっていることから、「SBOM」の導入に向けて基本的な情報やポイントを取りまとめた手引きを用意したもの。

パッケージソフトウェアや組込みソフトウェアのサプライヤーにおいて開発や設計、製品セキュリティなどの担当部門や経営層を対象読者として想定している。

導入するメリットや、体制構築から「SBOM」の作成、共有、運用管理まで導入に向けたプロセスを取りまとめた。「SBOM」に対するよく見られる誤解についても紹介している。

意見は、電子政府の総合窓口(e-Gov)の「意見提出フォーム」のほか、郵送、ファックスにて受け付ける。提出期限は5月25日必着。詳細は政府ウェブサイトから。

(Security NEXT - 2023/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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