サンドボックス「vm2」に深刻な脆弱性 - 前回から5日後に再度修正
サンドボックス環境を提供するNode.jsライブラリ「vm2」に深刻な脆弱性が明らかとなった。先に判明した「CVE-2023-29017」とは異なる脆弱性であり、再度アップデートが必要となる。
例外のサニタイズ処理を行う「ソースコードトランスフォーマー」に脆弱性「CVE-2023-29199」が明らかとなったもの。サンドボックスを回避し、ホスト上で任意のコードを実行されるおそれがある。
同ライブラリに関しては、非同期のエラー処理に起因し、サウンドボックスが回避される脆弱性「CVE-2023-29017」が判明。現地時間4月6日に同脆弱性へ対処した「同3.9.15」がリリースされたばかりだが、異なる脆弱性だという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において、「CVE-2023-29199」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」と評価されている。
開発者は、脆弱性に対処した「同3.9.16」を現地時間4月11日にリリースした。実証コード(PoC)も公開されている。
(Security NEXT - 2023/04/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
第三者がサーバより情報を窃取、データ暗号化は確認されず - プラ製品メーカー
患者に私的SMS、市立病院医師を懲戒処分 - 三浦市
Drupal向け「OAuth」サーバモジュールに認可バイパスの脆弱性
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
バッファロー製ルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に脆弱性 - ファームウェアの更新を
「GNU Libmicrohttpd」に複数脆弱性 - 実験的コンポーネントに起因
JetBrains「YouTrack」に複数の脆弱性 - トークン漏洩のおそれも
「Androidアプリセキュアコーディングガイド」英語版を公開 - JSSEC
要介護認定調査の連絡票を路上でクリアファイルごと紛失 - 神戸市
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
