総務省名乗り住民税の督促などと金銭だまし取る詐欺SMSに注意
総務省を装い、住民税の督促などとして金銭をだまし取る詐欺が確認されている。フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。
総務省をかたり、重要なお知らせなどとしてショートメッセージ(SMS)を送りつけ、偽サイトへ誘導する詐欺行為が確認されているもの。
誘導先のウェブサイトは、住民税の督促状などとして金銭を支払うよう求める内容で、盗用した総務省などのロゴなども掲載。当日中に送金しないと差押えるなどとして不安を煽っていた。
支払い方法として、ライフカードが発行するプリペイドカード「Vプリカ」を指定しており、発行コードを入力させて金銭をだまし取る。
詐欺サイトには、ダイナミックDNSサービスを悪用していた。4月5日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した詐欺サイトに注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/04/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
