「サイバー攻撃演習訓練実施マニュアル」を公開 - 日本シーサート協議会
日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会(NCA)は、「サイバー攻撃演習訓練実施マニュアル」を公開した。
同資料は、ロールプレイ形式のサイバー攻撃演習や訓練について全体像や実施方法などを取りまとめたもの。同協議会の関係者向けとして2021年12月に作成したが、今回あらたに外部公開版をリリースした。同協議会のウェブサイトよりダウンロードできる。またYouTubeにて解説動画を公開している。
同資料では、サイバー攻撃演習や訓練の概要を解説。それぞれの目的や特徴をはじめ、実施に向けてプロジェクトの構築や計画の策定、シナリオの検討、準備、実施後の対応など、各ステップのポイントについて解説した。
また「演習訓練マップ」として、実環境に近い状況で実施するフルスケールの総合演習をはじめ、机上演習、机上訓練について9種類のタイプに分類。それぞれ実施期間の目安や準備期間、実施時における課題、期待される効果、難易度なども示している。
(Security NEXT - 2023/03/24 )
ツイート
PR
関連記事
京都の中高一貫校でランサム被害 - 個人情報流出の可能性
6月の侵害は未知の手口、米子会社で別件インシデントも - 古野電気
サイバー攻撃で一部顧客情報が流出したおそれ - 古野電気
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
国勢調査員が調査世帯一覧などを紛失 - 目黒区
小学校で指導記録を児童用端末に誤配信 - 江戸川区
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
