Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

都イベント参加者宛のメールで誤送信 - 「送信取消機能」が追い打ちに

東京都は、「ウクライナ避難民支援連携フォーラム」の関係者へ送信したメールにおいて送信ミスがあり、複数回にわたりメールアドレスが流出したことを明らかにした。

都によれば、3月16日午後に同フォーラムの参加者や登壇者103人に対し、メールで資料を事前に配布した際、送信先を誤って宛先に設定。受信者間にメールアドレス105件が流出した。

送信後、「Outlook」にある送信取消機能を複数回使用したことから同様の宛先に2度にわたり取消処理を通知するメールが送信された。

くわえて同日18時半ごろ、取消処理のメールに対し受信者の1人が全員宛てに返信。宛先にメールアドレスが入力された状態でメールが送信されている。

都では同日より対象となる送信先にメールや電話で連絡を取り、謝罪するとともに問題のメールについては削除し、返信しないよう依頼している。

「Outlook」には、送信者と受信者が同じ組織に属し、「Microsoft 365」や「Microsoft Exchange」のメールアカウントを利用している場合など、一定条件下で取り消しが行える「送信取消機能」が用意されている。

一方、対象外の送信先に対しては、取り消しを行うことはできず、同機能を利用すると通知メールが送信される。都では「送信取消機能」を利用しないルールとなっていたが、周知徹底されていなかった。

(Security NEXT - 2023/03/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

阿波銀で顧客情報の不正持出が判明、金銭着服も - 職員を処分
システムでランサム被害、受注や出荷に遅滞 - 興和江守
IoTゲートウェイ「OpenBlocks」に脆弱性 - 修正版が公開
組込用SSHライブラリ「wolfSSH」に認証回避など深刻な脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性7件を解消
米政府、「HPE OneView」「PowerPoint」の脆弱性悪用に注意喚起
データ圧縮ライブラリ「zlib」に含まれる「untgz」に深刻な脆弱性
クレカ決済データ2.5万件超をメールで店舗に誤送信 - 東急モールズD
個人情報含むPCを電車内に置き忘れ、データは暗号化 - 埼玉県
無関係企業に個人情報を誤送信、システム改修時に不具合 - ふるさと島根定住財団