Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバがランサム被害、内部に業務情報 - 放送映画製作所

MBSメディアホールディングスのグループ会社でテレビやラジオ番組、コマーシャルなどの制作を手がける放送映画製作所は、ランサムウェアによる被害が発生したことを明らかにした。

同社によれば、3月5日12時ごろサーバで障害が発生。外部との接続を遮断して、調査を行ったところ、サーバ内部に侵入され、内部データが使用できないことを確認。検出したマルウェアを解析したところ、ランサムウェアであることがわかったという。

被害が生じたサーバ内のフォルダには番組制作や配信業務、イベント、映像制作など同社の業務情報が保存されており、外部に流出した可能性がある。

同社では個人情報保護委員会に報告し、警察へ被害を相談。外部協力のもと、感染経路や原因など引き続き調査を進めていく。

(Security NEXT - 2023/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構