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一部カルテが所在不明に、病棟建替時の移設作業で - 山口赤十字病院

山口赤十字病院は、患者の一部カルテが所在不明となっていることを明らかにした。保存期限を過ぎたカルテと一緒に誤って廃棄した可能性があるという。

同院によれば、病棟の建て替えにともない入院カルテの移設や廃棄作業を行ったが、2022年10月8日に患者38人分の入院カルテ77冊を収納した箱がなくなっていることが判明したもの。同月31日までに全カルテを確認したが、発見できなかった。

作業にあたっては14万冊のカルテを1380箱に保存。同年6月に保存期限の過ぎたカルテ約5万6000冊を含む620箱を処分しており、その際に誤って廃棄した可能性があるとしている。

同院では対象となる患者に書面や口頭で経緯を説明し、謝罪を行っている。紛失したカルテは電子的な記録が残っており、今後の診療には支障が出ないよう対応を進める。

(Security NEXT - 2023/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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