ランサムウェア「ESXiArgs」対応でCISAとFBIが共同ガイダンス
ランサムウェア「ESXiArgs」による被害が発生している問題で、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)と米連邦捜査局(FBI)は、共同で復旧に向けたガイダンスをリリースした。
「ESXiArgs」は、「VMware ESXi」における既知の脆弱性を悪用して感染を広げていると見られるマルウェア。2月3日ごろより急拡大している。攻撃を受けるとESXiサーバ上の構成ファイルを暗号化され、仮想マシンが利用できなくなる。さらに脅迫文を表示して暗号資産(仮想通貨)の支払いを要求していた。
VMwareでは、同製品の利用者に対してソフトウェアの更新や、標的となった「OpemSLP」を無効化するなど対応を求めた。CISAやFBIはこれら対策に加えて、ESXiハイパーバイザーがインターネット上へ不用意に公開されていないか確認するよう注意を呼びかけている。
また技術的な詳細を取りまとめ、被害者向けに復旧に向けた流れを説明。GitHubに公開した回復用のスクリプトなども活用して被害を受けた環境の回復を試みるよう勧めている。
またランサムウェアの一般的な対応についても説明し、身代金の支払いについては推奨しないことをあらためて強調した。
身代金を支払っても被害者のファイルが復元される保証はなく、さらなる攻撃の誘発や違法行為の資金源になると警告。また米国内の組織に関しては、身代金支払いの有無に関係なく、CISAやFBIまですみやかに報告するよう求めている。
(Security NEXT - 2023/02/09 )
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