フィッシングURLが大幅減 - 10カ月ぶりに1万件下回る
フィッシングサイトに悪用されたトップレベルドメインとしては、「.ly」が約36.6%で最多。「.com(約25.8%)」「.shop(約10.3%)」「.cn(約6.6%)」「.org(約5.7%)」「.top(約5.5%)」が続く。

悪用されたブランド件数の推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)
悪用されたブランドは、前月から2件減少して76件。クレジットカードや信販会社が19件、通信事業者やメールサービス関連が12件、金融関連が10件、EC系が7件だった。
「Amazon」をかたるケースは前月から減少したものの、報告数全体の約44.6%にのぼる。次いで報告が多い「ETC 利用照会サービス」「セゾンカード」「PayPayカード」をあわせると、全体の約67.6%を占めた。
同月は、フィッシングサイトのURLをQRコードにしてメールに埋め込んだフィッシングメールの報告も、1000件以上が寄せられた。
フィッシングメールからキャッシュレス決済の正規サービスへ誘導し、送金させる手口の報告も目立っている。
(Security NEXT - 2023/02/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起