ランサムウェア「Cl0p」のLinux亜種が見つかる - 復号ツールが公開
Linuxを標的とするランサムウェア「Cl0p」の亜種が見つかった。作り込みが甘く脆弱性が存在し、セキュリティベンダーより復号ツールが提供されている。
SentinelOneの研究者が明らかにしたもの。別名「Clop」とも呼ばれるランサムウェア「Cl0p」のあらたな亜種を2022年12月26日に観測したとして報告した。すでに攻撃も展開されており、リークサイトには被害者のものと見られるデータが公開されているという。
同亜種はELF形式の実行ファイルでLinuxを標的としており、Windowsを狙う亜種と同様のロジックを持つよう開発されているが、単純な移植ではなく、独自のランサムウェアとして構築されていた。
今回確認された亜種は、Windows亜種に存在した暗号化に用いる機能などが未実装で、その代わりにマスターキーがハードコードされていたため、復号化が可能だと指摘している。
同社では、復号ツール「Cl0p ELF Variant Files Decryptor」を公開。あわせてハッシュ値をはじめとする「IoC(Indicators of Compromise)」情報やYARAルールなども提供している。
Linuxを標的とする亜種についても、今後、Windowsを狙った亜種と同等の機能が搭載されることも見込まれるとして注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/02/08 )
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