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NVIDIA製メタバースツールキットに脆弱性 - アップデートで修正

メタバースアプリケーションの開発運用プラットフォーム「NVIDIA Omniverse」のツールキットに脆弱性が判明した。脆弱性に対処したアップデートが提供されている。

「NVIDIA Omniverse Kit」に同梱されているリファレンスアプリケーション「Omniverse Audio2Face」「Omniverse Create」「NVIDIA Isaac Sim」「Omniverse Machinima」「Omniverse Code」「Omniverse View」に脆弱性「CVE-2022-42268」が明らかとなったもの。

これらアプリケーションで、悪意あるPythonのコードが埋め込まれた「Universal Scene Description(USD)ファイル」を開くと、開いたユーザーの権限でコードが実行され、データの改ざんや情報漏洩、サービス拒否につながるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアは「7.8」と評価されている。

同社では、読み込んだコードを自動的に実行する機能を無効化したアップデートを用意。アップデート後に同機能を再び有効化した場合は、信頼できるソースより入手した「USD」ファイルのみ開くよう求めている。

(Security NEXT - 2023/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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