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年末年始に向けてセキュリティ体制のチェックを

休暇前の準備だけでなく、休暇明けにも警戒が必要だ。休暇中にゼロデイ攻撃やパッチのリリースなどあらたな動きがないか確認し、セキュリティ製品などを含めて最新の状態へ更新してから、通常業務を開始したい。

休暇中に機器を持ち出した場合は、組織の内部ネットワークにマルウェアを持ち込まないよう、接続前にチェックが必要となる。

休暇中に届いたメールにも注意。11月ごろより活動を再開した「Emotet」をはじめ、関係者を装ったマルウェアメールやフィッシングメールが届いている可能性もある。

休暇明けは、処理に追われることもあるが、安易にメールの添付ファイルやURLを開かないよう細心の注意が求められる。

なお、2023年最初に各社が定例アップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」は、米時間1月10日となる見込みだ。

(Security NEXT - 2022/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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