Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ

Grafana Labsのデータ可視化ツール「Grafana」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。

2025年4月に導入された「SCIM(System for Cross-domain Identity Management)プロビジョニング」の機能に脆弱性「CVE-2025-41115」が明らかとなったもの。

外部のID管理システムをもとにアカウントやグループを作成、更新できる機能だが、ユーザーIDの処理に問題があり、特定の条件下において細工した「SCIMアカウント」による操作によってIDを上書きし、「なりすまし」や「権限の昇格」が可能となる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは最高値である「10.0」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

「Grafana」の開発チームは現地時間2025年11月19日、脆弱性を修正した「同12.2.2」「同12.1.4」「同12.0.7」「同1.9.2-0.20251106142618-ca5d89812015」を公開した。また同日リリースとなった「同12.3.0」は同脆弱性の影響を受けない。

(Security NEXT - 2025/11/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Dell Cloud Disaster Recovery」に複数の脆弱性 - 修正版を提供
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 4件は「クリティカル」との評価も
デジタル庁「マイナポイント」アプリのAndroid版に脆弱性
Ciscoが事前予告、9月2日に複数製品の修正版を公開見込み
「SQL Server」「NetScaler」など既知脆弱性6件で悪用確認 - 米当局が警告
「Next.js」に複数の深刻な脆弱性 - リリース予定を前倒し
米当局、「Gitea」のRCE脆弱性に注意喚起 - 悪用確認
Google、「Chrome 152」をリリース - 脆弱性327件を修正
SonicWallのLinux向けVPNクライアントに複数の脆弱性
バックアップ運用管理製品「Veeam ONE」に深刻な脆弱性