Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

海外子会社がランサム被害、休日返上100人体制で復旧 - 加賀電子

同社では、関連する顧客に対して個別に報告を行い、謝罪した。当初、受発注の手続きや納入などに影響が出たが、生産が停止したのは1週間ほどで、その後挽回生産を進めており、業績などへの影響を否定している。

またランサムウェアによる被害はタイ子会社のサーバ1台のみとし、他グループ会社のシステムについては影響がないことを確認した。

再度攻撃が行われることも想定して、同社やグループにおいても対策を講じたとしており、一定の目処がついたタイミングで今回の公表に至ったと説明。今後は、さらにネットワークの監視体制や認証を強化し、再発を防止したいとしている。

(Security NEXT - 2022/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意