研究者狙うサイバー攻撃、講演や取材の依頼を偽装
警察庁と内閣サイバーセキュリティセンターは、学術関係者やシンクタンクの研究員、報道関係者などを標的とし、組織的なサイバー攻撃が展開されているとして注意喚起を行った。
情報窃取を目的としたサイバー攻撃が多数確認されているとして注意喚起を行ったもの。
攻撃の手口としては、実在する組織の従業員や職員をかたり、「インタビュー取材をお願いします」「研究会へのゲスト参加のお願い」「ご出講依頼」など、実在する組織名などをかたってメールが送信されているという。
講演や取材などの依頼と見せかけ、日程や内容の調整をやり取りするなかで、関連する資料と称してメールの本文に記載したURLやファイルを送り付け、誤って開くと端末内より情報の窃取などを行うマルウェアへ感染するおそれがある。
またメールサービスに対する不正ログインの警告に見せかけた偽メールを送り付け、IDやパスワードを詐取するフィッシング攻撃も確認されている。アカウントが不正アクセスを受けると、メールを閲覧されるだけでなく、受信したメールを勝手に外部へ自動的に転送するよう設定されるケースもあった。
こうした攻撃が発生していることを受け、メールサービスに対するアクセスの履歴や転送設定について確認し、2要素認証をはじめ、基本的なセキュリティ対策を徹底し、警戒するよう呼びかけている。また不審な動きを検知した場合は、警察や内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)へ情報提供するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/12/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「iOS/iPadOS 26.6.1」を公開、脆弱性29件を修正 - 「同18」向けの更新も
「NVIDIA Triton Inference Server」に深刻な脆弱性 - 修正版を公開
米当局、悪用脆弱性リストに新規4件 - 「macOS」「SharePoint」など
Apple、「macOS Tahoe 26.6.2」を公開 - 脆弱性28件に対処
「Chrome」にセキュリティアップデート - 脆弱性15件を修正
利用予定のウェブシステムに攻撃 - ウォーターサーバ事業者
ペット用品通販ショップに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メルアカに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - ナイス
教員がサポート詐欺被害、校内研修で被害に気づく - 那覇市
複数役職員のメールアカウントに不正アクセス - 科学技術振興機構
