Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米政府、ソフトウェアサプライチェーン保護のガイダンスを公開

米政府は、ソフトウェアサプライチェーンにおいてカスタマーにおけるセキュリティ対策を示したガイダンスを公開した。開発者、サプライヤー向けのガイダンスも用意されている。

米国土安全保障省のサイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)、米国家安全保障局(NSA)、米国家情報長官室(ODNI)が共同でリリースしたもの。資料はPDFにより提供されており、誰でもダウンロードすることができる。

同資料は、ソフトウェアサプライチェーンにおいて推奨されるプラクティスを示したガイダンス。「Apache Log4j」や「SolarWinds」などサプライチェーンを狙うサイバー攻撃が目立っていることから、推奨される対策などを示した。

全3部構成で、8月から10月にかけて開発者やサプライヤー向けにガイダンスを公開しており、今回リリースしたカスタマー向けのガイダンスによってシリーズが出揃った。

カスタマー向けのガイダンスでは、ソフトウェアの調達や展開時において、ソフトウェアの整合性やセキュリティを確保する上で推奨される対策を示しており、ファクトシートも付属している。

(Security NEXT - 2022/11/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加