Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

事前予告で緊張走った「OpenSSL」脆弱性、各社が影響を報告 - 対象製品リストも

F5では「BIG-IP」「BIG-IQ」「Traffix SDC」については脆弱性がないことを確認。「BIG-IP SPK」「NGINX」などについては調査を進めている。

Fortinetは「FortiADC」「FortiWeb」「FortiCASB」など34製品が影響を受けないことを確認した。「FortiOS」「FortiSASE」など17製品については影響を与えるか調査が進められている。Cisco Systemsにおいても11月1日時点で影響がある製品は確認されておらず、一部製品について影響を調べている。

またオランダの国立サイバーセキュリティセンター(NCSC-NL)では、今回判明したOpenSSLの脆弱性が各社製品へ与える影響について調査を進めており、リストとして公開した。脆弱性の有無、対象バージョン、回避策の有無などを参照できる。

また日本国内では脆弱性情報のポータルサイトであるJVNにおいて同脆弱性の注意喚起が行われている。

(Security NEXT - 2022/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto