サイトが改ざん被害、送受信メールも流出の可能性 - システム開発会社
システム開発会社のネクストリンクスは、不正アクセスを受けサイトが改ざんされたほか、送受信したメールが流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、8月26日に委託先より同社サイトで不審なページが公開されているとの報告があり、調査を行ったところ、不正アクセスによりサイトの一部がフィッシング詐欺目的で改ざんされていたことが判明した。
ウェブサイトと同じサーバで運用しているメールサービスにも影響し、同社メールアドレスで送受信したメールが流出した可能性があることもわかったという。
対象範囲としては、最大で同社がメールサービスの利用を開始した2014年10月から2022年8月31日までとなるが、容量などから直近1年以内に送受信したメールが対象になると見られている。
同社では9月5日に個人情報保護委員会や日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)へ報告。8月29日よりサイトを停止していたが、外部事業者の調査などを経て異なる環境で再構成し、10月20日より再開している。
(Security NEXT - 2022/11/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
市公開ファイル内に個人情報、コピペ操作で参照可能 - 日置市
受験者情報が長期間ネット公開、通常と異なる作業フローで - TAC
委託先で不正アクセス、個人情報流出の痕跡は確認されず - NECネクサ
郵便物を一時紛失、拾得物として回収 - 名古屋の郵便局
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
