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個人情報含むUSBメモリの紛失で職員を懲戒処分 - むつ市

青森県むつ市は、個人情報が保存されたUSBメモリの所在がわからなくなっている問題で、関連する同市職員の懲戒処分を行った。

同市障がい福祉課において、9月28日より後期高齢者医療保険の加入者に関する549人分の個人情報が保存された業務用USBメモリの所在がわからなくなっているもの。翌29日に紛失が判明し、その後探索するも発見されていない。

警察の捜査では盗難の可能性は低いとされており、同市ではUSBメモリを最後に使用し、保管場所へ返却しなかったとする職員を、10月20日付けで減給1カ月の懲戒処分とした。

USBメモリは暗号化されておらず、同市の「情報セキュリティポリシー」や「USBメモリ等取扱要綱」などが守られていないなど、セキュリティ管理において問題があったとし、セキュリティ管理責任者だった担当課長を取扱要領規定違反や監督責任があるとして職員と同様の減給1カ月とした。また担当部長についても監督責任があるとし戒告としている。

(Security NEXT - 2022/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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