Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

問合フォームより入力された顧客情報が閲覧可能に - 休暇のプランニングサービス

休日プランの提供と代理予約を行うサービス「休日ハック!」において、フォームより問い合わせを行った顧客の個人情報が、外部より閲覧できる状態となっていたことがわかった。

同サービスを提供する休日ハックによれば、4月26日から8月30日にかけて、問い合わせフォームより入力された顧客情報274件が閲覧可能な状態となっていたもの。

個人顧客31件に関する氏名、電話番号、メールアドレス、問い合わせ内容、および法人顧客243件の担当者氏名、住所、電話番号、メールアドレス、問い合わせ内容など含まれる。リンクやアクセス権限などの設定ミスが原因だという。

同月30日に顧客から指摘があり調査を行ったところ判明した。8月28日に従業員がリンクの設定ミスに気づき、修正を行っていたが、情報が社内で共有されていなかったという。

同社では、個人情報が閲覧可能となっていた顧客に対し連絡し、経緯の説明と謝罪を行っている。また今回の問題を受け、個人情報に関する管理体制の見直しや定期的な脆弱性のチェック、従業員教育などを通じて再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2022/09/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市
県立高で施錠管理の住民票記載事項証明書が所在不明 - 香川県
子育て事務センターで請求書を紛失、受領するも未処理 - 堺市
熊本県農業サイトへのサイバー攻撃、詳細調査でDB侵害が判明
外部からサイバー攻撃、一部業務で遅延も - システムエグゼ
複数サーバでランサム被害、ECサイト運営などに影響 - はるやまHD
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市