Aruba製「AOS-CXスイッチシリーズ」に複数の脆弱性
Hewlett Packard Enterprise傘下のAruba Networksが提供する「AOS-CXスイッチシリーズ」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
製品や搭載するファームウェアによって影響は異なるが、CVEベースであわせて12件の脆弱性が明らかとなったもの。一部はバグ報奨金プログラムを通じて報告されたという。
具体的には、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2022-23679」「CVE-2022-23680」や、コマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2022-23681」「CVE-2022-23682」「CVE-2022-23683」、管理画面における権限の昇格「CVE-2022-23684」などが明らかとなった。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、今回公表された脆弱性において「CVE-2022-23679」「CVE-2022-23680」がもっとも高く「8.3」と評価されている。
脆弱性の重要度を見ると「クリティカル(Critical)」とされるものは含まれていない。「CVE-2022-23679」「CVE-2022-23680」「CVE-2022-23681」「CVE-2022-23682」「CVE-2022-23683」「CVE-2022-23684」の6件については次に高い「高(High)」とレーティングされている。
今回明らかとなった脆弱性は以下のとおり。
CVE-2022-23679
CVE-2022-23680
CVE-2022-23681
CVE-2022-23682
CVE-2022-23683
CVE-2022-23684
CVE-2022-23686
CVE-2022-23687
CVE-2022-23688
CVE-2022-23689
CVE-2022-23690
CVE-2022-23691
(Security NEXT - 2022/09/07 )
ツイート
PR
関連記事
京都市内で顧客預託書類632件を発見、経緯不明 - 日本郵便
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
システム障害が発生、原因や影響を調査 - 黒金化成
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox」にセキュリティアップデート- UAF脆弱性を修正
資産管理製品「IBM MAS」に深刻な脆弱性 - 修正を強く推奨
製造業向けシステム「DELMIA Apriso」の脆弱性攻撃に注意 - 直近3カ月で3件
オープンスクール申込者の個人情報が閲覧可能に - 群馬の中等教育学校
医療関係者向け講演会案内メールで誤送信、取消機能で再発 - EAファーマ
