Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「CODE BLUE 2022」の一部登壇者が明らかに - 5Gハッキングなど

CODE BLUE実行委員会は、10月27日、28日にオンラインおよび会場によるハイブリッド開催を予定している「CODE BLUE 2022」の一部講演者を発表した。

同イベントは、国内外で活躍するセキュリティ専門家が集う日本発のセキュリティカンファレンス。今回、技術関係をテーマとする登壇者3名を明らかにした。

独SRLabsのファウンダーであるKarsten Nohl氏は、5Gのハッキングをテーマに講演。オープンネットワークに対するハッキングの可能性や、実際に発見された脆弱性などをもとにセキュリティ上の課題について説明する。

VMwareの春山敬宏氏は、APT攻撃に用いられたマルウェアの解析をテーマに登壇。コマンド&コントロールサーバとの通信に用いられたプロトコルのエミュレーションなど、独自の手法による分析が特徴的な内容となっている。

また「ProxyLogon」「ProxyShell」など「Microsoft Exchange Server」の一連の脆弱性を発見し、前回「CODE BLUE 2021」でも講演を行ったOrange Tsai氏が再び登壇。「Microsft IIS ハッシュテーブル」に対する攻撃について解説する予定。

(Security NEXT - 2022/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
IoT製品のセキュリティ基準で国際連携 - 11カ国が共同声明
国勢調査資料をバインダーごと一時紛失、住民が拾得 - 境港市
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
京都の中高一貫校でランサム被害 - 個人情報流出の可能性
6月の侵害は未知の手口、米子会社で別件インシデントも - 古野電気
サイバー攻撃で一部顧客情報が流出したおそれ - 古野電気
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性