KDDI、通信障害の返金案内を開始 - 便乗フィッシングに注意を
KDDIは、7月2日に発生した通信障害を受け、対象者に対する返金を9月以降の請求で実施する。8月16日より対象者に順次ショートメッセージを送信するとしており、便乗したフィッシング攻撃に注意を呼びかけている。
同社では今回の通信障害を受けて、同社271万人の顧客や沖縄セルラーの契約者7万人など24時間以上連続してすべての通信サービスを利用できなかった顧客について、契約約款に基づき基本使用料等の2日分相当額を請求額から減額。
また同社契約者3589万人や沖縄セルラーの利用者66万人を対象にお詫びとして請求額から200円の減額を実施することを発表しており、8月16日より1週間程度をかけて順次SMSで通知を行う。
同社は返金の受け取りにあたり、利用者による手続きや申告は不要としており、返金を案内するSMSにURLなどは記載せず、顧客情報の入力を求めることはないと説明。同社になりすましたフィッシング攻撃やSMSによるスミッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/08/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
「CentreStack」「CWP」脆弱性の悪用に注意喚起 - 米当局
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
公開データで個人情報を白く加工、コピペで参照可能 - 奥出雲町
