複数サーバでデータが暗号化、顧客情報流出の可能性も - 玄関マット製造会社
玄関マットや業務用マットの製造、販売を手がけるクリーンテックス・ジャパンは、自社オンラインショップやインターネットモールより商品を注文した顧客の個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、社内のサーバがサイバー攻撃を受け、最大4万600件の顧客情報が流出した可能性があることが判明したもの。
2016年5月11日から2022年7月7日にかけて、同社オンラインストアやAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど同社が商品を出品しているショッピングモールで注文した顧客が対象で、注文者、配送先氏名、住所、電話番号、注文商品などが流出した可能性がある。
サーバに保存していた情報は、商品の配送に必要となる情報としており、メールアドレスや会員IDなどは含まれていないと説明。クレジットカード情報の流出についても否定している。
7月8日に社内システムにアクセスできないことを従業員が気が付き、調べたところ、複数のサーバにおいて意図せずデータが暗号化されていることが判明した。
同社では、原因の調査や復旧作業を進めている。7月11日に警察へ届け、個人情報保護委員会に報告を行った。対象となる顧客に対しては、7月15日よりメールや書面を通じて連絡を取っている。
(Security NEXT - 2022/07/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み
Interop Tokyo 2025が開催中 - 恒例企画「ShowNet」が人気
「Interop Tokyo 2025」が6月開催 - テーマ「社会に浸透するAIとインターネット」
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意