Oracle、のべ349件の脆弱性に対応 - CVSS基本値「9以上」65件
Oracleは、四半期ごとに公開している定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を現地時間7月19日にリリースし、深刻な脆弱性などを修正した。
今回のアップデートは、のべ349件の脆弱性に対処したもので、重複を除くとCVEベースで188件の脆弱性に対応している。
具体的には、「Oracle Database Server」「Oracle Java SE」のほか、「Oracle E-Business Suite」「Oracle Enterprise Manager」「Oracle PeopleSoft」「Oracle Commerce」「Oracle Fusion Middleware」「Oracle REST Data Services」「Oracle MySQL」「Oracle Virtualization」など幅広い製品の脆弱性を解消した。
のべ349件の脆弱性における共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアを見ると、最高値が10のところ「7.0」以上と評価された脆弱性が205件。このうち65件は「9.0」以上と評価されている。
「CVE-2022-22947」については「Oracle Communications Cloud Native Core」の関連4製品に影響があり、いずれも最高値の「10」とレーティングされている。そのほか54件についても「9.8」と評価されている。
(Security NEXT - 2022/07/20 )
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