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「セゾンNetアンサー」を装うフィッシング攻撃の報告が増加

フィッシング対策協議会は、「セゾンNetアンサー」を装うフィッシング攻撃の報告が増加しているとして注意喚起を行った。

マネーロンダリング対策における登録情報の確認を口実としたり、本人の利用であるか確認したい取引があるなどと不安を煽り、偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が展開されており、報告が増加しているという。

確認されている件名だけで12件におよび、誘導先のURLとして2件が確認されているが、これ以外にも悪用されている可能性がある。誘導先のフィッシングサイトでは、IDやパスワードのほか、クレジットカード情報やメールアドレスなどを入力させようとしていた。

7月7日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃へ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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