小学校でUSBメモリを紛失、持出許可得るも禁止の個人情報も - 所沢市
埼玉県所沢市は、市内の小学校において児童の個人情報が保存されたUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。
同市によれば、業務で使用するUSBメモリを教諭が紛失したもので、同月3日に自宅で見当たらないことに気がついた。6月1日に使用したのを最後に所在不明となっている。
問題のUSBメモリには児童65人分の氏名、生年月日、学力、配慮事項などを記載した引継資料のほか、児童に関する教育活動風景などの写真約95件、担当学級の座席表、教諭の自己評価シート、指導案などが保存されていた。
同教諭は、6月13日に学校へ事態を報告。当初は個人情報が含まれていないとされていたが、6月21日に個人情報が含まれていることが明らかとなった。
持ち出しにあたり、同教諭は4月28日に自宅で授業準備を行うことを理由に校務用USBメモリを借りていたが、個人情報については、持ち出しが禁止されていたという。また業務で使用するUSBメモリにはパスワードを設定する必要があったが、問題のUSBメモリにはパスワードをかけていなかった。
同校では、対象となる児童の保護者に対し、保護者説明会を開催して報告と謝罪を行うとしている。
(Security NEXT - 2022/07/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
保健所のデータ受渡用USBが所在不明、管理記録に不備 - 沖縄県
保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
