Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングサイトの半数がクレカ事業者を偽装 - 銀行装うケース大きく縮小

フィッシングサイトの標的が、クレジットカード事業者に移行しつつある。BBソフトサービスの調査では5月に確認したフィッシングサイトの半数超を占めたという。

同社によると、5月に同社製品を通じて検知した全フィッシングサイトにおいて、「クレジットカード事業者」を装ったケースが約54.6%と半数を超えた。「携帯キャリア」が17.4%、「ECサイト」が15.5%で続いている。

クレジットカード事業者を装うケースを見ると、2022年第1四半期は30%前後で推移したが、前月4月に43.1%と4割を超え、さらに今回11.5ポイント増となるなど、ここ最近急増している。

5月に検知されたフィッシングサイトの上位10ブランドを見ると、「三井住友カード(Vpass)」「三菱UFJニコス」「JCB」「エポスカード」「セゾンカード」「イオンカード」と6ブランドが入っている。

対象的なのは、従来フィッシングサイトのターゲットとして中心的な存在となっていたオンラインバンキング。2019年3月当時は約25.8%と、約4件に1件のフィッシングサイトがオンラインバンキングを装っており、当時約2.7%だったクレジットカード事業者を装うケースを大きく上回っていた。

しかし、2020年ごろより状況が逆転。直近を見るとオンラインバンキングを装うケースは、2022年2月以降1%台にまで落ち込んでおり、5月も1.4%ほどとクレジットカード事業者を装うケースの39分の1程度に縮小している。上位10ブランドに入るブランドもなかった。

(Security NEXT - 2022/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイバー攻撃で顧客情報が流出 - ザッパラスグループ会社
「Apache bRPC」に深刻なRCE脆弱性 - アップデートやパッチ適用を
キヤノン製スモールオフィス向け複合機に複数の深刻な脆弱性
部署導入の調査用端末でサポート詐欺被害 - 奈良県自動車税事務所
情報提供メールで誤送信、一部会員のメアド流出 - まちみらい千代田
全文検索エンジン「Apache Solr」に複数の脆弱性
個人情報8149件が流出、サーバに不正プログラム - プラ製品メーカー
GitLab、重要度「High」3件含むセキュリティ更新をリリース
「Java SE」にアップデート - 脆弱性11件に対処
GNU Inetutilsの「telnetd」に認証回避の脆弱性 - rootログインのおそれ