Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

業務メールを私用メアドに送信、入力ミスで第三者に - 延岡市

宮崎県延岡市は、職員が個人情報を含む業務データを別の職員へメール送信した際、関係ない第三者に送信するミスがあったことを明らかにした。

同市によれば、5月10日17時過ぎに同市職員が、業務で用いる表計算ファイルを、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となり、自宅待機する別の職員へメールで送信しようとしたところ、第三者のメールアドレスへ誤送信するミスが発生したもの。

同ファイルには、新型コロナワクチン接種の国補助事業の支払いに関するデータが記録されており、関連業務を行った個人や法人の名称、住所、支払金額など138件の情報が含まれる。ファイルにパスワードなどは設定されていなかった。

自宅待機していた職員は、5月10日に提出期限の書類が未提出であるとの連絡を受け、自宅のパソコンで提出書類を作成しようと、私的に利用するフリーメールのメールアドレスへデータ送信を別の職員に依頼。

依頼を受けた職員が応じてデータを送信したところ、メールアドレスの入力を誤り、関係ない第三者へ送信してしまったという。

(Security NEXT - 2022/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - やまがた産業支援機構
介護サービス利用者情報を複数介護事業者にメール誤送信 - 四万十町
農政情報の案内メールで誤送信、個人情報が流出 - 燕市
提出されたファイルから様式例を作成、個人情報が残存 - 長野県
メール誤送信で企業担当者のメアド流出 - かがわ産業支援財団
学生向け案内メールに別学生情報、差込用データに不備 - 小樽商科大
施設の指定管理者がメール誤送信、メアド流出 - 新潟県
会員宛てメールにメアドリストを誤添付 - スポニチ