しまむら、サイバー攻撃でシステム障害 - 全店舗の一部サービスに影響
衣料小売大手のしまむらは、5月4日にサイバー攻撃を受け、システム障害が発生していることを明らかにした。詳細について調査を進めている。
同社によると、サイバー攻撃の影響でシステム障害が発生しているもので、近隣店舗より商品在庫を取り寄せる「お取り寄せサービス」が5月11日時点で約2200店舗において利用できない状態となっている。
また被害の拡大防止のため、5月5日に一時キャッシュレス決済を停止したが、安全を確認できたとして翌6日より復旧、再開している。
同社は、捜査機関と連携しつつ、引き続き調査を行っていく方針。システム障害の具体的な状況や原因、脅迫の有無などについては、犯罪者集団の増長を招くとして言及を避けている。
経営や店舗の営業に与える影響については少ないと説明。同社が運営するオンラインストアにも影響はないとしている。
(Security NEXT - 2022/05/11 )
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