Google、「Chrome 101」をリリース - 30件のセキュリティ修正を実施
Googleは、WindowsやmacOS、Linux向けにブラウザの最新版「Chrome 101.0.4951.41」をリリースした。
今回のアップデートでは、セキュリティに関する30件の修正を実施。CVEベースで25件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。このなかに重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
重要度が1段階低い「高(High)」の脆弱性は7件。解放後のメモリを使用する「Use After Free」の脆弱性5件をはじめ、ヒープバッファーオーバーフローの脆弱性、実装の不備などに対処した。さらに重要度が「中(Medium)」とされる脆弱性14件や、「低(Low)」4件などを解消している。
同社では数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2022-1477
CVE-2022-1478
CVE-2022-1479
CVE-2022-1480
CVE-2022-1481
CVE-2022-1482
CVE-2022-1483
CVE-2022-1484
CVE-2022-1485
CVE-2022-1486
CVE-2022-1487
CVE-2022-1488
CVE-2022-1489
CVE-2022-1490
CVE-2022-1491
CVE-2022-1492
CVE-2022-1493
CVE-2022-1494
CVE-2022-1495
CVE-2022-1496
CVE-2022-1497
CVE-2022-1498
CVE-2022-1499
CVE-2022-1500
CVE-2022-1501
(Security NEXT - 2022/04/27 )
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