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病名など患者の個人情報含むデジカメを紛失 - 大阪南医療センター

国立病院機構大阪南医療センターは、患者の個人情報を含む画像データが保存されたデジタルカメラを紛失したことを明らかにした。

同センターによれば、3月23日に同センターが保有するデジタルカメラを紛失したもの。

問題のカメラには、同センターで手術をした患者503人分の氏名、カルテ番号、臓器標本を撮影した画像データが保存されており、そのうち39人については病名も写り込んでいた。

同センター内を捜索したが発見できなかった。不正利用などは確認されていないという。同センターでは対象となる患者に対し、個別に連絡を取っている。

同センターでは今回の問題を受けて、記録メディアに関してパスワードの設定や施錠管理、外部保存後のデータ削除など周知徹底し、再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2022/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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