Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Z世代の7割、スマホアプリでの個人情報登録に抵抗感

いわゆるZ世代において、約6割がスマートフォンのアプリ利用時にセキュリティを意識しており、約7割は個人情報の登録に対して抵抗感を持っているとの調査結果をラックが取りまとめた。

20220408_la_001.jpg
Z世代におけるセキュリティやプライバシーへの意識(グラフ:ラック)

同社が、2021年11月17日から11月21日にかけて、12歳から22歳のいわゆるZ世代を対象にスマートフォンアプリの利用時のセキュリティ意識についてアンケート調査をオンラインで実施し、結果を取りまとめたもの。500人が回答した。

スマートフォンで利用するアプリのジャンルは「ゲーム」がもっとも多く、「写真、ビデオ」「ミュージック」「ショッピング」「天気」と続いた。

アプリ利用時にセキュリティやプライバシーを意識しているか尋ねたところ、「意識している22.0%」「やや意識している(39.2%)」をあわせ、約6割が意識していると答えた。

一方「あまり意識していない」「意識していない」がそれぞれ9.4%。「どちらでもない」が20.0%だった。

アプリにおける個人情報の登録について抵抗感があるか聞いたところ、71.6%が「抵抗感がある」と回答。「抵抗感がない(28.4%)」を大きく上回った。

(Security NEXT - 2022/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング報告が大幅減 - 攻撃者も「DMARC」を意識
年末年始に備え、セキュリティ対策を - 月例パッチは年明け1月9日
長期休暇に向けてセキュリティ状況の確認を
通信サービスの侵害で富士通などに行政指導 - 総務省
4割強、内部不正リスクを重視せず - 個人情報対策に偏る傾向も
「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」、約5年ぶりに改訂
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
活かしきれないセキュリティツール、機能の重複も - Fastly調査
若年層向けセキュリティ啓発コンクールの受賞作品を公開 - IPA
国内企業の4割がCISOを設置 - 経営層の専任は2.9%