Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

プロモーション情報サイトで顧客情報流出の可能性 - 電通グループ会社

電通プロモーションプラスは、プロモーション情報サイト「BAE」において問い合わせやメールマガジン登録をした顧客に関する情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、3月16日、同サイトを運用するサーバにおいて外部からのアクセスを検知し、調査したところ、顧客情報を含む内部情報が外部に流出した可能性があることが同月18日に判明したという。

流出した可能性があるのは、2018年3月5日から2021年6月28日までに行われた98件の問い合わせに関する情報。氏名や会社名、電話番号、メールアドレス、業種、職種、問い合わせ内容など含まれる。

また2021年5月6日から6月29日、および9月12日から12月4日にかけてメールマガジンに登録した顧客の氏名、会社名、部署名、メールアドレスなど153件が流出したおそれがある。

同社では問題が発覚した18日にサーバを停止。その後も調査を継続しているが、原因や個人情報の流出が実際に生じたかは特定に至っていないという。

同社は対象となる顧客に経緯を説明し、謝罪するとしている。個人情報保護委員会に対しては3月31日に報告を行った。

(Security NEXT - 2022/04/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
人事情報の不正閲覧で職員2人を処分、以前から漏洩のうわさ - 筑前町
高校生徒の写真データ含む私物スマホを紛失 - 大阪府
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
ランサム被害で情報流出のおそれ、調査を継続 - フュートレック
ランサム被害で利用者や建物情報が流出か - 住宅性能評価センター
労務管理クラウドシステムでアクセス権の設定ミス - 個人情報が流出
個人情報や生産データが流出した可能性 - JVCケンウッド
工学部ウェブサーバから個人情報流出の可能性 - 北大
淀川河川公園施設予約サイトのテストサーバで不正通信 - 個人情報流出か