Apple、複数のゼロデイ脆弱性を解消した「macOS Monterey 12.3.1」をリリース
Appleは、Mac向けにセキュリティアップデート「macOS Monterey 12.3.1」をリリースした。複数の脆弱性を修正したが、いずれも悪用の報告があるという。
アプリケーションよりカーネルの権限でコードを実行されるおそれがある「AppleAVD」の脆弱性「CVE-2022-22675」に対処したもの。
さらにIntelグラフィックドライバの脆弱性「CVE-2022-22674」を修正した。域外のメモリを読み込み、カーネルのメモリが漏洩するおそれがある。
いずれも悪用された可能性があるとの報告を受けており、アップデートとなる「macOS Monterey 12.3.1」をリリースした。
「CVE-2022-22675」に関しては、同社スマートデバイスにも影響があり、アップデートをリリースしている。
(Security NEXT - 2022/04/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
米当局、「ArrayOS AG」脆弱性など2件を悪用リストに追加
Synology製NASに複数脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
