Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、「iOS 15.4.1」「iPadOS 15.4.1」でゼロデイ脆弱性を修正

Appleは、同社スマートデバイス向けに最新版OS「iOS 15.4.1」「iPadOS 15.4.1」をリリースした。すでに脆弱性は悪用されていると見られる。

「AppleAVD」における域外メモリへ書き込みを行う脆弱性「CVE-2022-22675」に対処したもの。

脆弱性を悪用されると、アプリケーションよりカーネル権限でコードを実行されるおそれがある。同脆弱性が悪用されているとの報告についても把握しているという。

脆弱性の判明を受けて同社はスマートデバイス向けに「iOS 15.4.1」「iPadOS 15.4.1」をリリースした。

同社では、あわせてMac向けに「CVE-2022-22675」をはじめ、2件の脆弱性を修正した「macOS Monterey 12.3.1」をリリースしている。

(Security NEXT - 2022/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み