東京都スポーツ振興事業の共催者が事業報告書を紛失 - 清掃業者が誤廃棄
東京都は、事業の共催者である東京都レクリエーション協会が、個人情報含む事業実施報告書を紛失したことを明らかにした。
都によれば、同協会と共催で実施しているシニアスポーツ振興事業、東京みんなのスポーツ塾、都民スポレクふれあい大会に関して、同協会の加盟団体から提出された事業実施報告書のうち8団体分の報告書を紛失したもの。
紛失した報告書には、加盟団体の参加者や、謝礼金や交通費支払者など、あわせて302人分の個人情報が記載されていた。氏名、年齢、住所、電話番号などが含まれる。
2月9日に同協会職員が、加盟団体から郵送された報告書類の一部が紛失していることを確認。執務室内を探すも発見できず、3月10日に執務室内を清掃する業者に確認したところ、報告書などの書類を誤って回収、廃棄していたことが判明したという。
都では、関連する加盟団体や個人に対し、説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2022/03/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
手術情報含むデータ移管用USBメモリが所在不明 - 倉敷中央病院
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
データ管理システムで設定ミス、顧客情報が閲覧可能に - ピラティス専門店
システムやECサイトで攻撃検知、関連性は未確認 - タカラスタンダード
相談内容など2198件含む報告書をメールで誤送信 - 名古屋市
不正アクセスで医療従事者情報などが流出か - 富士フイルムメディカル
保管していた国勢調査関係書類が一部所在不明、検査過程で判明 - 福岡市
