東京都スポーツ振興事業の共催者が事業報告書を紛失 - 清掃業者が誤廃棄
東京都は、事業の共催者である東京都レクリエーション協会が、個人情報含む事業実施報告書を紛失したことを明らかにした。
都によれば、同協会と共催で実施しているシニアスポーツ振興事業、東京みんなのスポーツ塾、都民スポレクふれあい大会に関して、同協会の加盟団体から提出された事業実施報告書のうち8団体分の報告書を紛失したもの。
紛失した報告書には、加盟団体の参加者や、謝礼金や交通費支払者など、あわせて302人分の個人情報が記載されていた。氏名、年齢、住所、電話番号などが含まれる。
2月9日に同協会職員が、加盟団体から郵送された報告書類の一部が紛失していることを確認。執務室内を探すも発見できず、3月10日に執務室内を清掃する業者に確認したところ、報告書などの書類を誤って回収、廃棄していたことが判明したという。
都では、関連する加盟団体や個人に対し、説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2022/03/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
