パートナー企業へのサイバー攻撃で物流に影響 - ワコム
ペンタブレットなどを製造、販売するワコムは、パートナー企業がサイバー攻撃を受けたことから、同社製品の物流が停止していることを明らかにした。
同社によれば、パートナー企業がサイバー攻撃を受けた影響で2月21日より物流システムに影響が出ているもの。攻撃を受けたパートナー企業の名称については明らかにしていない。今回のサイバー攻撃による個人情報の流出はないとしている。
出荷業務の遅れにともない、同社では直販サイト「ワコムストア」を一時停止。これまで受け付けた注文については3月2日より順次出荷を再開したい考えだが、完全な復旧には至っておらず、配送が完了する時期は3月2日の時点で未定だという。
急ぐ場合は同社製品を取り扱う量販店での購入を検討するよう求めているが、すでに流通済みの在庫がなくなり、店頭より同社へ注文が必要となった場合は、入荷まで時間がかかる場合があるとしている。
(Security NEXT - 2022/03/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
アスクル、手動出荷を試験運用 - 一部医療介護顧客で開始
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
国内外子会社が相次いでサイバー攻撃の被害 - ジャノメ
システム障害が発生、原因や影響を調査 - 黒金化成
複数サーバでランサム被害、痕跡未確認も情報流出の可能性 - はるやまHD
テモナのEC支援SaaSに侵害の痕跡 - 攻撃経路や影響など調査
先週注目された記事(2025年10月19日〜2025年10月25日)
