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化粧品OEMメーカーにサイバー攻撃

化粧品のOEM製造を手がけるタイキは、サイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、2月8日朝に社内で利用するファイルサーバへアクセスできない状態となっていることに従業員が気が付き、サイバー攻撃を受けたことが判明したもの。

顧客に関する情報の外部流出などは確認されていないとし、支払いを含めて重要業務に支障は出ておらず、取引先への影響はないと説明しているが、被害状況の詳細については明らかにしていない。

同社では関係当局に報告。外部事業者をまじえ、被害の内容、範囲の特定など調査を進めている。被害が生じたシステムについては、バックアップより復旧作業を行い、2月13日までに復旧が完了しているという。

(Security NEXT - 2022/02/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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