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「Emotet」感染、2月第1週より急速に拡大 - ピーク時に迫る勢い

細工された「Officeファイル」内には、マクロを実行するよう求める内容を記載。だまされて有効化してしまうと「Emotet」に感染するおそれがある。

さらにメール本文内のリンクよりダウンロードさせたり、PDFのプレビュー用アプリケーションのインストールを装うケースも確認されている。

以前にやり取りした人物になりすましてメールを送りつけるため、業務に関係がありそうな内容のファイルが一見取引先や関係者を名乗り送信されている場合も警戒する必要がある。

同センターでは、受信したメールが信頼できるものと判断できない限り、添付ファイルやリンクは開かないよう注意を呼びかけている。

また同センターでは、「Emotet」の感染の有無を確認できるプログラム「EmoCheck」を提供。2021年11月以降に展開された「Emotet」についても検出することができる。

(Security NEXT - 2022/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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