日能研のウェブサーバに不正アクセス - SQLi攻撃でメルアド流出か
学習塾大手の日能研は、ウェブサーバが不正アクセスを受け、メールアドレスが外部に流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、12月上旬に外部よりSQLインジェクションの脆弱性を突く不正アクセスを受けたもの。1月11日に不正アクセスを受けていることを認識したという。
今回の不正アクセスにより、最大28万106件のメールアドレスが流出した可能性がある。対象はメールアドレスのみとしており、氏名や住所、口座情報、成績、志望校などの情報流出については否定している。
対象者に対しては1月29日より順次メールで連絡を取り、謝罪を行っている。すでに個人情報保護委員会へ届けており、警察に被害を申告して相談している。
同社では脆弱性を把握し、対策を実施。今回の問題を受けて、同社ではサーバやウェブサイトのセキュリティ対策を強化し、再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2022/01/31 )
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