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サイト改ざんで一時アクセス不能に、検索サイトで不正表示も - 砺波信金

砺波信用金庫は、ウェブサイトに対してサイバー攻撃があり、改ざん被害が発生したことを明らかにした。原因など詳細について調査を進めている。

同金庫によると、何者かによってウェブサイトが改ざんされたもので、同サイトへアクセスできない状態が発生した。また検索エンジンにおける同金庫の検索結果が、意図しない不正な内容に置き換えられ、クリックすると無関係のサイトへ誘導される状態だった。

12月16日8時ごろ、職員が被害に気が付き、同日正午ごろにウェブサイトを一時閉鎖。ウェブサイトを運用する外部事業者と連携しつつ、改ざんが行われた時期や原因など詳細について調査を進めている。

顧客情報の流出については確認されていない。同金庫のオンラインバンキングに関しては、しんきん情報システムセンターのシステムにて運用されているため影響なく、直接アクセスすれば問題なく利用できたとしている。

同金庫では、同月18日3時にウェブサイトの提供を再開。今回の問題を受けて北陸財務局に事態を報告したほか、警察へ相談を行っている。

(Security NEXT - 2021/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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