Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報含むリストを窓口で閲覧できる状態のまま離席 - 大阪市

大阪市は、建設局の窓口において排水設備計画確認申請書の受付簿が来訪者によって閲覧できる状態となっていたことを公表した。

同市によれば、10月21日に建設局の下水道許認可申請等・排水協議窓口において、宅内の排水管を公共下水施設に接続することを申請した申請者709人分の氏名が含まれる受付簿が閲覧できる状態となっていたもの。

窓口を訪れた同住民の問い合わせへ対応する際、机上に置いたまま職員が離席してしまったという。来訪した住民によって閲覧できる状態だったが、実際に閲覧されたかは不明だという。

12月3日に同職員が同住民の別の問い合わせに関する対応内容を上長に報告した際、不手際があったことが判明した。同市では、対象となる申請者に対し、電話で説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2021/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報含むファイルを業務チャットで誤送信 - トライトグループ会社
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
保健所のデータ受渡用USBが所在不明、管理記録に不備 - 沖縄県
保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
中学校で生徒の個人情報含む書類がファイルごと所在不明 - 横浜市
ウェブ公開資料に個人情報、不開示処理に不備 - 御前崎市
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く