メールシステム不具合で情報流出や多重送信が発生 - ドライフルーツ販売店
ドライフルーツなどの販売を手がけるフルーティヤフーズは、同社のメールシステムに不具合があり、顧客情報が顧客間で流出したことを明らかにした。メールの多重送信も発生したという。
同社によれば、11月24日に刷新したメール送信システムでメールマガジンに登録する顧客へメールを送信したところ、不具合により受信者とは関係ない顧客の氏名やメールアドレス870件がメールに記載される状態が発生したという。
同システムでは登録者から1000件ずつメールを送るしくみだが、130番目にあった冒頭にハイフンを含むメールアドレスを正しく処理できず、131番目以降のメール送信においてエラーが生じた。
メールの宛先に他顧客のメールアドレスが数件から数百件含まれる状態が発生。メールの本文にも他顧客の氏名が表示された。また誤動作によって数件から千数百件のメールが大量に送信されたという。
同社では同日、対象となる顧客にメールで謝罪し、誤送信したメールの削除を依頼。個人情報保護委員会に報告を行った。システムの不具合が原因であり、外部からのサイバー攻撃については否定している。
(Security NEXT - 2021/12/02 )
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