Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ダークネット宛てのパケット数が増加傾向 - クルウィットら調査

期間中にダークネット宛てに通信をしたホストの件数を見ると、1カ月あたり約34万7000件から37万8000件で推移している。

IPアドレスを逆引きし、「.jp」ドメインとなっていたホストの件数を見ると、8月が期間中もっとも少ない2432件だったのに対し、翌9月は最大となる5488件となった。送信元を詐称するパケットの増加に起因するという。

宛先ポートを見ると、「telnet」で用いられる「TCP 23番ポート」やSSHで使用する「TCP 22番ポート」が多い。

NoSQLデータベース「Redis」で使用されている「TCP 6379番ポート」なども上位となった。複数OSの脆弱性を悪用して侵入し、クリプトマイナーを感染させる攻撃だと見られる。

(Security NEXT - 2021/11/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加