Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Salesforce DX」のCLIで作成したURL、誰でも管理画面へアクセス可能に

クラウドサービス「Salesforce」のデフォルト設定では、コマンドラインより作成された管理画面へアクセスするためのURLを用いると、認証なしに誰でもアクセスが可能になるとしてCERT/CCが注意喚起を行った。

CERT/CCによると、開発環境である「Salesforce DX(Salesforce Developer Experience)」では、コマンドラインで管理画面にアクセスするための「URL」を作成できるが、デフォルト設定では認証なしに誰でも作成者と同じ権限でアクセスできるという。

作成された「URL」さえ知っていれば、アクセストークンが有効な期間中は誰でも管理画面にリモートよりアクセスして作成者と同じ権限で操作することが可能。「同URL」を介したアクセスの状況について、ユーザーはログを参照できず、追跡も行えないとしている。

CERT/CCは、内部犯行を含めて「API」の悪用を防ぐ保護対策が必要であり、「OWASP API Security 2019」においても、「API」によく見られる脆弱性として適切な範囲の認証が設定されていないケースや、十分なログの記録が行われていないことがリスクとして言及されていると指摘。

今回のケースに関しては、「Salesforce DX」においてセッションのセキュリティ設定を変更することで、「IPアドレス」や「ドメイン」によるアクセス制限が行えるとし、利用環境への影響などを確認した上で対策などを検討するよう利用者へ呼びかけた。

(Security NEXT - 2021/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

KDDIの通信障害、約2日半ぶりにほぼ復旧
小学校でUSBメモリを紛失、持出許可得るも禁止の個人情報も - 所沢市
防災局メルアカ乗っ取り被害、スパムの踏み台に - 新潟県
データ判読のため持ち出した患者情報含むUSBメモリを紛失 - 杏林大付属病院
フィッシングサイトの半数がクレカ事業者を偽装 - 銀行装うケース大きく縮小
経産省、メタップスPに行政処分 - 診断で脆弱性見つかるも報告書改ざん
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
脆弱性1件を修正した「Microsoft Edge 103.0.1264.44」が公開に
5月はDDoS攻撃が微増、50Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、「Chrome 103」をリリース - 重要度「クリティカル」の脆弱性に対処