攻撃者狙う脆弱な「VPN」、導入や堅牢化のガイダンスを米政府が公開
また定期的にソフトウェアを更新しており、迅速に脆弱性を修正する実績を持ったベンダーを選択し、製品のサポート年数に注意を払うよう求めている。
運用にあたってはアップデートのすみやかな適用、VPN以外の機能の無効化のほか、クライアント証明書や多要素認証の活用などを挙げた。あわせて管理者インタフェースへのアクセス制御、アクセス状況の監視、ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)の活用などを示している。
またメジャーアップデートや脆弱性の悪用が判明しているバージョンより更新する場合は、侵害されていることを想定した対応を求めた。
具体的には、管理者やユーザーの認証情報を更新したり、鍵や証明書を破棄してあたらしいものを生成。不正なアカウントが作成されていないか、確認することなども挙げている。
(Security NEXT - 2021/09/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Interop Tokyo 2025が開催中 - 恒例企画「ShowNet」が人気
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
先週注目された記事(2025年5月11日〜2025年5月17日)
VPN経由で侵害、個人情報の流出を確認 - DTSグループのSIer
SonicWall「SMA100」シリーズに脆弱性 - 初期化やファイル書き込みのおそれ
SonicWall「SMA100」の既知脆弱性狙う攻撃 - 侵害状況の確認を
SonicWall製ファイアウォールに脆弱性 - 認証回避や権限昇格のおそれ
SonicWall製FW狙う脆弱性攻撃 - 更新できない場合は「SSL VPN」無効化を
SonicWall製VPNクライアント「NetExtender」に複数脆弱性
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開